自動車免許が欲しいけど、なるべく費用を抑えたい!
運転免許を取得する際、「合宿免許」と「通学免許」のどちらが安いか悩む方は多いですよね。

まず結論から言うと、MT、AT、二輪のどれでも、合宿免許の方が通学よりも安いのが現状です。
とはいえ、だからといって合宿免許の方がいいのか?と聞かれると、ちょっと疑問を感じることもあるんですよ…。
それぞれの特徴や費用の違いを詳しく見ていきましょう。
合宿免許と通学免許の費用を比較
まず最初に、合宿免許と通学の費用をざっくりとですが紹介していきます。
免許を習得するための費用ですが、
・自動車学校
・季節
・免許の種類
によって、値段が違ってくるため、平均的な料金を紹介しています。
くわしい料金などは、サイトなどで確認してください。
※特に、春休み/夏休み/冬休みなどは、料金が高くなる傾向があります。
合宿免許の費用
合宿免許は、教習料金に加えて宿泊費や食費が含まれているケースがほとんど。
そのため、総額で見た場合に、合宿免許は経済的な負担が少ない選択肢となることが多いです。
- AT免許の場合:約20万円から30万円
- MT免許の場合:約22万円から32万円
さらに、早割やインターネット割引などのキャンペーンを活用することで、費用をさらに抑えられる可能性があります。

合宿免許には、いろいろな割引制度があります。
具体的にいうと、
・早割
・学割
・グループ割
・インターネット割
などなど…。
この割引を合わせて利用すると、1万円以上の差が出ることもあるんですよ。
くわしい割引内容に関しては、合宿免許受付センターで確認してください。
通学免許の費用
一方、通学免許の費用は以下のような相場です。
- AT免許の場合:約25万円から32万円
- MT免許の場合:約28万円から33万円
通学の場合、合宿免許とは違って、
・宿泊費
・交通費
・食費
など、合宿免許に含まれているサービスは、通学には含まれていません。
そのため、自動車学校に自宅から通う場合であれば、交通費や食費が別途必要になる点を考慮する必要があります。

そうなんですよね…。
例えば、交通費ですが、通学において、自動車学校にバスや電車で通って片道250円(往復500円)かかるとすると、通学で20回往復したら1万円もかかってしまうんですよ…。
これって結構見落としがちですが、1万円発行大きな金額ですよ!
また、通学の場合だと、一日3食自分で用意しなければならないのですが、合宿免許を選ぶと、その期間は食費を気にすることがないので、これも大きな差ですよね。

私の場合、食費は平均して1日1000円前後…
なので、2週間だと14000円の差ができるんですよ。
これも大きな差と言えるんじゃないかな?
また自炊をしている人であればわかると思いますが、自炊って結構大変ですよね…。
・買い出し
・調理
・皿洗い
などなど…、ご飯を食べる以外にもいろいろな時間がかかるんですよ…。
ですが、合宿免許の場合だと、3食付きがスタンダードなので、合宿免許の期間は、こう言った時間を気にしなくても済むようになります。

その逆に、合宿免許では「自炊プラン」がある場所もあります。
合宿免許の自炊プランは、食事つきプランよりも安いのが魅力。
こうしてみると、合宿免許と通学では、費用だけでなく、そのほかの部分(食費や交通費など)でも、合宿免許の方がかなりお得ということができます。

合宿免許は通学と比べて費用が安いことだけに目が行きがちですが、それ以外にも、食費や交通費なども含めるとさらに2~3万円も違ってくるんです。
これは見落としがちなので、気を付けてくださいね。
次に、
・合宿免許
・通学免許
のそれぞれのメリットを紹介していきます。
合宿免許のメリット
まず最初に、合宿免許のメリットを紹介していきます。
合宿免許のメリットは、
- 費用が安い
- 追加費用のリスクが少ない
- 短期間で習得が可能
といったことが挙げられます。
それぞれわかりやすく解説していきますね。
費用が安い
これは先ほど紹介しましたが、合宿免許は通学よりも費用が安いです。
具体的にいうと、卒業までの費用だけでも5万円~10万円くらい安くなる場合が多いです。
これに加えて、
・食費
・交通費
なども安くなります。

そうそう!
意外に見落としがちですが、交通費って大きいんですよ。
なので、利用する/しないにかかわらず、最寄りの自動車学校までの交通費は一応調べて把握しておいた方がいいと思います。
また、合宿免許の場合、上限がありますが交通費無料の場合があります。
(上限は1万円~2万円が相場)
なので、合宿免許は「ちょっと遠いから無理かも…」とあきらめずに、一度調べてみてください。
追加費用のリスクが少ない
また、合宿免許の場合、通学と比べて追加料金が発生しない場合が多いので(自動車学校による)免許習得に自信がない人でも安心して利用することができます。
逆にいうと、通学の場合…
・追加講習費(4000~7000円程度)
・終了検定(5000円~8000円程度)
・仮免学科再試験(1700円程度)
といった感じで、試験に落ちると再試験を受けるのに追加で費用がかかってしまう場合があります。
追加料金とは、自動車学校において
・学科の学習
・運転技能の習得
などが足りていないと判断された場合に、再度、講習や試験を受ける際に発生します。
この追加教習のことを「補習教習」または「延長教習」と呼びますが、通学の場合、追加講習や再試験を受けるごとに、追加料金が発生します。
なので、もう一度言いますが、「ちょっと自信がないかも…」と不安を抱えているのであれば、補修や再試験に追加料金が発生しない合宿免許を利用することを強くおススメします。
短期間で習得が可能
合宿免許の場合、専用のスケジュールがあり、そのため短期間で免許の習得が可能となっています。

免許を取るのに、あまり時間をかけたくない…って人には、合宿免許はおススメですね。
具体的にいうと、
・AT車だと、最短で13日間
・MT車だと、最短で15日間
となっています。
次に、通学免許のメリットについても知っておいた方がいいと思いますので、紹介していきますね。
通学免許のメリット
通学免許にもメリットがります。
例えば、「スケジュールの柔軟性」は、合宿免許にはないメリットだと思います。
そのほかにも
・安心感
・自由度の高い生活
などがあります。
それぞれわかりやすく解説していきますね。
スケジュールの柔軟性
通学免許の場合、合宿免許とは違って、柔軟なスケジュールを組むことがあります。
なので、
・仕事をしながら
・学校との両立をしたい
・まかなかまとまった時間がとれない
・親の介護などで長期間家を空けられない
といった状況であれば、合宿免許よりも通学免許の方がおすすめですよ。
安心感
「合宿免許が安いの魅力だけど、知らない土地に2週間もいるのは不安…」なのであれば、無理して合宿免許を利用する必要はありません。
そういった場合、合宿免許よりも自分生活圏内にある見知った自動車学校に通うことをおすすめします。
自由度の高い生活
そうそう!
合宿免許の場合、回転率を上げるために、かなりタイトなスケジュールを組んでいる場合が多いです。
(そのため、短期間で免許習得を目指すことができるのですが…)
これって、メリットでもあり、デメリットでもあるんですよ。
わかりやすく言うと、自由を犠牲にして詰め込み学習をするんです。
逆にいうと、通学免許の場合、自分でスケジュールを組み立てることができますので、自分の生活スタイルに合わせたスケージュールを組むことが可能です。
その結果、生活のリズムが崩れることなく免許の習得を目指すことができます。
結論:どちらを選ぶべき?
ということで、最後に、
・合宿免許
・通学免許
のどちらを選ぶのが正解なのか?ですが、これに関しては、正解はありません。
とはいえ、
- 費用や時間効率を重視するなら:合宿免許
- スケジュールの柔軟性を求めるなら:通学免許
選択肢は人それぞれですが、自分のライフスタイルや予算、時間の使い方を考慮して選ぶのがベストです、。
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